花粉症でお悩みの方の中には

複数の花粉に反応し、症状が数か月にわたるため

鼻炎薬を長期連用しても良いものかと心配される方も多いです。

実際、添付文書にも「長期使用しないこと」と記載されていますので

心配になられる方も多いことと思います。

 

花粉症対策の一つとして用いられる一般用医薬品の鼻炎用内服薬は、現在160を超える製品が販売されており、その中でもこれらの多くは鼻炎症状を止める効果の強い成分(プソイドエフェドリン等の交感神経興奮薬、ベラドンナ総アルカロイド等の副交感神経遮断薬)を配合し、鼻汁の出方を抑える等、いわば効かすことに主眼を置いた製品がその多くを占めています。

 

一方、ホノビエン錠は先に挙げました交感神経薬や副交感神経遮断薬のような成分を一切含まず、6種類の天然生薬(甘草、荊芥、細辛、辛夷、白芷)を中心に2種類の安全性の高いアレルギー性鼻炎に洋薬成分(d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、無水カフェイン)を配合した生薬主剤の製品で、その構成をみると身体にやさしい処方であることがお分かりいただけるものと思います。

 

このことを念頭に「ホノビエン錠」の長期連用についてお話していきます。

 

まず、一般医薬品の添付文書に記載する「使用上の注意」の内容は製品群ごとに記載すべき必要事項が設定されており、行政からの通知に基づき、その記載方法が指導されています。

 

その中でこの「長期連用しないこと」の注意が設定されている理由は、大きく次の2点です。

 

特定の成分を配合している場合

例えば、一般用医薬品の場合、甘草量が1日量として1g以上含まれる製剤では、稀ではありますが偽アルドステロン症を発症する可能性があります。

また、制酸剤でアルミニウム塩を含む胃腸薬においては、長期の服用によりアルミニウム脳症を発症する可能性が否定できないと、現在のレベルではそれ以上のことが判明していないので、念のためこのような記載をしなければいけないようになっています。

まずはこれら特定の成分を配合する製品には長期連用はしないよう、注意喚起しなければいけないことをご理解ください。

 

製品群として一律に注意喚起を行う場合

具体的にはかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、アレルギー用薬、鼻炎用内服薬がこれら製品群の薬剤に該当し、これに区分される製品はこの「長期連用しないこと」の注意を記載しなければいけないことになっています。

ちなみに、「長期」の期間についてはいずれも具体的に示されているわけではありません。

 

では、ホノビエン錠の場合、2つのうちどちらの理由で設定されたものかと言いますと、ホノビエン錠は鼻炎用内服薬に相当することから、後者の理由で一律に注意喚起されているものであるわけです。

特に、鼻炎内服薬の特性上、服用者が漫然と服用することで副作用を起こさないよう、専門家と相談しながら服用を促す目的で、念のため設定されている注意です。

 

また、鼻炎薬の製品容量の観点からホノビエン錠とその他の鼻炎薬には大きな違いがあります。

前述の通り、鼻炎上内服薬全体をみますと、一般的に交感神経興奮薬、副交感神経遮断薬等の作用の強い成分を配合し製品が8割以上を占めますが、基本的にはこれらは短期間の服用を前提とし、その容量は長いものでも「2週間分」のものしかありません。

一方、ホノビエン錠は天然生薬を中心として、身体に優しい成分から構成されており、生薬の種類・配合量から見ましても継続して服用する上で特に注意が必要となるものは含まれておりません。

また、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩、無水カフェインの洋薬成分も長年の使用経験から安全な成分とそして多くの製剤で使用されているものです。

 

こうした観点から、ホノビエン錠は安心して服用いただける製品として「1か月分」の包装品が認可されているわけです。

 

花粉が飛散するシーズンは3~4か月続き、この間鼻炎薬を服用し続けるケースが多いと考えられますが、そのほかの鼻炎上内服薬をそれだけ長く服用し続けてしまうことで起こりうる血圧上昇、胃腸障害、心臓への負担等のリスクを考えますと、ホノビエン錠はこれらの副作用の心配もない安心して服用できる製品と言えます。