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「痔」は生活習慣病 お尻にやさしい生活を!

だんだんと気温が低下してくるこれからの時期は

人知れず痔に悩む方が多くなります。

 

痔はライフスタイルが大きく影響する病気で

生活習慣病の一つと言われています。

 

したがって、その予防のためには

お尻にやさしい生活を送ることが大切です。

 

そこで、今回は毎日の生活で実行できる

痔の予防策について詳しくお話します。

 

便通を整える

痔のほとんどは、便秘や下痢といった

便通の異常をきっかけに引き起こされます。

例えば、便秘による硬い便で肛門が傷ついたり

血流が滞ってしまう「うっ血」が起こってしまうと

「切れ痔」や「いぼ痔」になってしまいます。

また、下痢の場合は肛門で細菌感染が起こって

「痔ろう」につながることも…

日頃から次のようなことを心がけ便秘や下痢を防ぎましょう。

 

食卓に食物繊維を含む食材を

食物繊維は、腸内で水分を吸収して便の嵩を増やし

腸の運動を活発にさせて便通を促します。

便秘になりやすい人は、食物繊維が豊富に含まれる

穀類・野菜・きのこ・海藻・豆・イモなどを

毎日の食卓に取り入れるようにしましょう。

また、白米よりも玄米や雑穀米、食パンよりもライ麦パン

うどんよりそばなど、主食に食物繊維が多い食品を選ぶと

効率よく摂取することができます。

 

便意を我慢しない

便意は、胃に食べ物が入り、その刺激で大腸が動くことで起こります。

しかし、忙しいから…外出先だから…とトイレに行くのを後回しにしていると

次第に便意を感じにくくなり、便秘が起こりやすくなってしまいます。

 

特に強い便意が起こるのは朝食後です。

朝食は抜かずに、しっかり食べ

排便のチャンスを逃さないようにしましょう。

 

お酒・香辛料はほどほどに

アルコールやコショウ、唐辛子などの香辛料の摂りすぎは

下痢の原因となります。

さらに、アルコールは肛門のうっ血を悪化させたり

香辛料は消化されずに便中に混じって排泄され

肛門に刺激を与えてしまう事があるため

摂りすぎには注意が必要です。

 

ストレスは溜めない

腸の動きは自律神経によってコントロールされており

過剰なストレスで自律神経が乱されると便秘や下痢が起こりやすくなります。

趣味など自分なりの楽しみを持ち、疲れたときはゆっくり休むなどして

ストレスをためないようにしましょう。

 

トイレの時間は短く

トイレで長時間息むと肛門に負担がかかり、うっ血や出血につながってしまいます。

無理に出し切ろうとせず、排便は3分以内を目安に切り上げ

次の便意が起こった時にトイレに行くようにしましょう。

 

お尻は清潔に

排便後に肛門を紙でふき取るだけでは、汚れが残ってしまうことがあります。

肛門部での細菌感染を防ぐために、温水洗浄便座やシャワーを利用して

肛門を清潔に保つことを心がけましょう。

 

同じ姿勢を続けない

デスクワークや自転車の運転などで座っている時間が長かったり

反対に立ちっぱなしの状態が続くと、肛門付近の血流が悪くなってしまいます。

休憩時間に歩いたり、ストレッチをしたりして適度に身体を動かしましょう。

 

お風呂にゆっくり入る

入浴はお尻の血行を良くするために重要です。

特に体が冷えやすいこれからの時期は

湯船にゆっくり使って体を温めましょう。

 

生活習慣を改善することで

お尻への負担はずいぶん軽くなります。

そのうえで、漢方などで改善いていくと

楽になりやすいですよ!(^^)!

 

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