【春のゆらぎに負けない!】心と体を心地よく整える、春の養生法5選🌸

長崎市内でダイエット相談を中心に慢性病や痛みの漢方相談を通して、皆様の健康をサポートさせていただいておりますドラッグエンゼルの城尾寛樹です。

 

暦の上では春を迎えましたが、なんだか気分が不安定だったり、体が重く感じたりすることはありませんか?

春は、冬の寒さから解放され、植物が芽吹くように私たちも活動的になる季節です。

でも実は、この変化の波に乗るにはちょっとしたコツが必要なんです。気温の変化や新しい環境への適応で、私たちの心と体は意外とデリケートになっていることも。

今回は、そんな春のゆらぎに負けず、ごきげんに過ごすための養生法を5つのポイントにまとめてみました!

 

「最近なんだかイライラしやすい…」「夜ぐっすり眠れない…」 そんな方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

🌷 こんなサインが出ていたら要注意!

  • なんだかイライラしやすい
  • 夜眠りが浅い、または眠れない
  • 気分が沈みがち
  • 仕事や勉強に集中できない
  • 環境の変化に不安や緊張を感じる

これらのサインは、体が春の環境に一生懸命適応しようとしている証拠かもしれません。無理せず、少し立ち止まって自分の心と体に向き合ってみましょう。

 

🌸 春の養生法5つのポイント

春は、冬に溜め込んだものを排出し、心身ともに新しいスタートを切る大切な時期です。次の5つのポイントを意識して、心地よい春を過ごしましょう。

 

1.☀️ 朝日を浴びて、ゆっくりと体を動かそう

春は「陽」のエネルギーが満ち溢れる季節。朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、心身ともに活動モードに切り替わります。

  • 軽いストレッチや散歩で血流を促進: じんわりと体を伸ばしたり、近所をゆっくり散歩するだけでも、気分転換になりますよ。
  • 朝の白湯やハーブティーで内臓を温める: 優しい温かさが、目覚めたばかりの体をゆっくりと目覚めさせてくれます。

 

2.🌱 冬に溜め込んだものをデトックス

春は「解毒」の季節とも言われています。冬の間に溜まった老廃物を、積極的に排出する食材を摂り入れましょう。

  • 発酵食品(納豆、味噌など)で腸内環境を整える: 腸は「第二の脳」とも言われるほど、心と体の健康に深く関わっています。
  • 旬の食材を味わう: 菜の花、よもぎ、キャベツ、新玉ねぎ、たけのこなど、春の野菜はデトックス効果も期待できます。

 

3.🧘‍♀️ ストレスを溜め込まず、リラックスする時間を持つ

気温や環境の変化が大きい春は、何かとストレスを感じやすい時期です。意識的にリラックスする時間を作りましょう。

  • 深呼吸や瞑想で心を落ち着ける: 呼吸を意識するだけでも、気持ちがスーッと楽になります。
  • 軽い運動(ヨガ、ウォーキングなど)でストレス解消: 体を動かすことで、気分転換になり、質の良い睡眠にも繋がります。

 

4.🍚 胃腸に優しい食生活を心がける

春は、私たちの胃腸もデリケートになりやすい時期。暴飲暴食は避け、消化の良いものを中心に摂りましょう。

  • アルコール、揚げ物、加工食品は控えめに: 胃腸への負担を減らすことが大切です。
  • 緑黄色野菜やビタミンCをしっかり摂る: 体の免疫力を高め、春の不調を防ぎましょう。

 

5.🧥 寒暖差に合わせた服装で体温調節を

春は、日中は暖かくても朝晩は冷え込むなど、気温の変化が激しいのが特徴です。上手に服装を調整して、体を冷やさないようにしましょう。

  • 薄手の羽織りものを持ち歩く: 気温に合わせて脱ぎ着できるものがあると便利です。
  • 首・手・足首を温める(三首を温める): 冷えやすい部分を温めることで、全身の冷えを防ぐことができます。

 

不快な症状は漢方で治す!

養生法だけで今の症状を取り去ることは簡単ではありませんね。そこで漢方薬で症状を緩和しながら、養生法をできる範囲でストレスにならない程度に実践していただけると、効果もスピードもアップ!

一例として代表的な漢方処方も上げておきます。同じような症状でも体質によって、処方も変わってきますので、ご興味を持たれましたら、ぜひご相談にお越しくださいね

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イライラしやすい

  • 加味逍遙散(かみしょうようさん): 体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やイライラなどの精神神経症状を伴う方によく用いられます。女性ホルモンの乱れによる不調にも使われます。
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう): 体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う方(「梅核気(ばいかくき)」と呼ばれる状態)に用いられます。

不眠や浅い眠りが続く

  • 加味逍遙散(かみしょうようさん): 上記のイライラの症状に加えて、不眠にも用いられることがあります。
  • 酸棗仁湯(さんそうにんとう): 体力中等度以下で、心身がつかれ、精神不安、不眠などがある方に用いられます。
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう): 体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠などを伴う方に用いられます。

気分の落ち込みがある

  • 加味逍遙散(かみしょうようさん): 気分の落ち込みや憂うつ感にも用いられることがあります。
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう): 気分がふさぐといった精神的な症状にも用いられます。

仕事の集中力が持続しにくい

  • 補中益気湯(ほちゅうえっきとう): 体力がなく、疲れやすい方の倦怠感、食欲不振、集中力低下などに用いられます。
  • 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう): 体力虚弱な方の疲労倦怠、食欲不振、手足の冷え、貧血などに用いられます。

環境の変化に対する不安や緊張感がある

  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう): 不安感や緊張感からくる神経質な症状に用いられます。
  • 桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう): 神経過敏で、動悸や不安感、不眠などを伴う方に用いられます。

 

🌸 まとめ

春は、新しい始まりの季節であると同時に、心と体が揺らぎやすい時期でもあります。今回ご紹介した5つの養生法を参考に、ご自身のペースで心地よい春の過ごし方を見つけてみてくださいね。

心と体のバランスを整えて、ごきげんな毎日を送りましょう!

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