せき止め薬などに使われる成分「コデイン」について
厚生労働省は12歳未満の子供への処方を制限することを決めました。
呼吸困難などの重篤な副作用の報告があるためで
厚生労働省は7月上旬に製薬会社に通知し
添付文書の改訂などを求めます。
厚生労働省によると
コデインを含む市販薬は約600種類、
意思による処方箋が必要な医薬品は65種類あるとのこと。
まれに子供が呼吸困難になる副作用が報告され
アメリカなどでは死亡事例もあることから
欧米では12歳未満の子供への処方を禁じています。
制約会社の負担を減らすため、
厚生労働省は2段階での制限を想定しています。
医療用医薬品は添付文書の「重要な基本的注意」を改訂し
12歳未満に使用しないよう注意を喚起を促します。
一定の周知期間を2019年に「禁忌」の項目に12歳未満を加えるよう再度通知する方針です。
市販薬についても、周知期間中は「医師の診察を優先」
その後は「12歳未満に使用しない」と記載するよう求めます。
コデインを含む商品
ドラッグエンゼルの取扱商品の中で
コデインを含む医薬品
せき止め薬
・新ブロン液エース
・コーフパウダー
・パブロンSせき止め
・アネトンせき止め液(すでに12歳未満は服用禁止)
・ムヒのこどもせき止めシロップS(( ;´Д`)
・アルペンこどもかぜシロップ( ;´Д`)
風邪薬
・パブロンSα
・パブロンゴールドA
・パブロンSゴールドW
・パブロンエースAX(すでに15歳未満は服用禁止)
・新ジキニン
・プレコール持続性カプセル(すでに15歳未満は服用禁止)
・コルゲンコーワIB透明カプセル(すでに15歳未満服用禁止)
・新ルルAゴールド
・新エスタック顆粒
・ベンザブロックSプラス
・ベンザブロックLプラス(すでに15歳未満服用禁止)
以上がドラッグエンゼルのお取り扱い商品の中で
コデインを含む医薬品になります。
コデインとは
正式には「コデインリン酸塩」「ジヒドロコデインリン酸塩」といいます。
略して「リンコデ」と呼ばれるお薬です。
麻薬に指定されていて、各種呼吸器疾患における
鎮咳、鎮静、疼痛時における鎮痛、激しい下痢の改善に
使用されるお薬です。
明確な規則はないのですが
コデインのシロップ製剤は麻薬に分類されるお薬ですので
大量服用には問題があります。
そのためドラッグエンゼルでは1回のお買い物につき
1本ずつとさせていただいております。
また、最近はほとんど見られなくなりましたが
まれに短期的に連続して購入される方もおられました
そのような方には販売をお断りすることもありますのでご容赦ください。