夏野菜といえば
キュウリやトマトがまず思い浮かびますが
「オクラ」や「長芋」「山芋」「モロヘイヤ」など
ねばねば野菜にも着目してください
ねばねばの正体は
「ムチンやアルギン酸などの水溶性食物繊維」
「コンドロイチン」「タンパク分解酵素」
です。
なんだか聞いたことあるようなものもあれば
初耳なのもありますね?
さて、
まずは「ムチン」
口やのど、胃に腸といった消化器系や
鼻、膣、関節液、目の表面の粘膜はすべて
「ムチン」に覆われています。
つまり、これらに
「潤い」を与えているのが「ムチン」です。
これからの季節
水分を摂りすぎると
胃粘膜が薄まり、胃腸の調子が悪くなって
夏バテを起こしやすくなるので
ねばねば野菜を摂ることで
胃粘膜を強化して夏バテの予防ができます。
また、
口や鼻、のどの粘膜をこの季節から強化しておくと
免疫力の強化につながり、秋から冬にかけて、
風邪をひきにくい体作りができます!(^^)!
そして、
ねばねばの中にはコンドロイチンも含まれています。
関節痛や目の渇きでお悩みの方にいいです
コンドロイチンも関節や目に大切な
構成成分のひとつ
特に年を重ねると体内で生成されなくなるので
是非、意識的に摂取してほしい
食べ物ですね( *´艸`)
「食物繊維」には水に溶けるものと
溶けないものがあります。
ほとんどの野菜には両方含まれているのですが
割合的には「水に溶けないほう」が多く含まれます。
実は、野菜をいっぱい食べているのに
便秘が解消できない
又は、逆に便が硬くなったり、お腹が張ったり
というような不快な症状が出る
ってかたは
食物繊維が「水に溶けないほう」に
かたよりすぎている可能性が大きいです。
「水に溶けるほう」を少しだけ
意識してみてください
で、「水に溶けるほう」の代表格が
今回のテーマ「ねばねば」です(^^♪
「水にとけるほう」ですから
もちろん、水をたっぷり吸いこみます。
つまり「うんち」が水を含んで柔らかくなり
ツルン♪と出やすくなるんですね
「タンパク分解酵素」
一緒に食べた肉や魚のたんぱく質を
アミノ酸に分解しやすくしてくれます
ただし…
ちょっとだけ気を付けていただきたいのが…
このタンパク分解酵素は熱に弱いです(;^_^A
もし、この効果を期待する場合は
生のまま食べるようにしてくださいね
(-ω-)/