ドラッグエンゼルおすすめの漢方鼻炎薬
ホノビエンの構成生薬を詳しく書いておきます。
細辛
有効成分は精油(メチルオイゲノール)、アルカロイド(higenamine)、リグナン、辛味成分(pellitorin)
○アレルギー症に効く!
細辛はピリッと下に刺激が感じられます。
この辛味の刺激の力を「辛温、風邪(ふうじゃ)を散じる」といい、
辛味成分が緩んだ体内の機能を刺激によって盛んに働かせ
アレルギー(風邪)によって生じた苦情を散らしてしまうということです。
細辛の辛味成分はリンパ液とかホルモンとか血行の通過を盛んにしたり
自律神経の働きを盛んにし、時には軽く発汗させてアレルギー症状に対処し抑制します。
○通りを良くする!
また、古来から「能く精気を利し、九竅を利す。故に耳聾に宜しく、鼻淵、小便しぶるものに宜し」とあります。
九竅とは目・耳・鼻・口・尿道口・肛門のことで、
細辛の辛味成分が気の流れをよくして、九竅の通りを改善すると言われています。
辛夷
有効成分は、精油のα-pinene、cineole、オイゲノールまた、アルカロイド、辛味成分など
辛味成分が主に働き、
肺に関係のある場所の苦情を楽にする薬です。
肺の関係するところを拡大すると
↓↓↓
肺の外臓が鼻と言われるくらい、肺の具合は鼻に影響します。
辛夷は肺の微熱を取り去ると同時に鼻のふさがりを取るので
鼻の諸症状に効きます。
白芷
有効成分はビャクアングリコール、インペラトリン、オキシペウセダニン
などのフロクマリン類が主成分です。
ヒスタミン様物質の中毒症(アレルギー)を漢方では「風」といいますが
この「風」を苦味・辛味で楽にします。
アレルギーを軽減する白芷の働きは白芷中の有効成分の働きで
血管運動神経中枢等の中枢を興奮させて血行を盛んにし、
発汗作用を促し気分をスカッとさせます。
荊芥
有効成分は精油(メントン)
精油(メントン)の辛くて苦い成分が内臓を刺激してよく働くようにし
芳香の香りで体内の毒素を発汗させます。
また、血液中に入った精油(メントン)は血行を盛んにし、さらに発汗を促します。
生姜末
有効成分はジンジェロール、シネオール、ジンゲロン、ショウガオールです。
自律神経が乱れると、内臓の働きが乱れるので病気が治りにくいです。
生姜はこの乱れを整えてくれます。
しかもエキスではなく「末」で配合されているので
より効果的に働いてくれます。
甘草末
有効成分はグリチルリチン、リクイリチン、イソリクイリチゲニン、リクイリチンリクイルゲニン
甘草には解毒力やアレルギー反応阻止力があるので
ほかの生薬の鼻炎に対する働きをサポートしていきます。
しかも、エキスではなく「末」で配合されているので
より効果的に力を発揮してくれます。
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩
抗ヒスタミン成分。
即効性があり、今辛いアレルギー症状を素早く鎮めます。
副作用として口渇や眠気などが強く出るのも特徴です。
クロルフェニラミンマレイン酸塩は第1世代の抗ヒスタミン薬の中でも
副作用の発現頻度は比較的少なめです。
それでもホノビエンではできるだけ少なく配合しています。
生薬構成だけではなかなか実感しにくい即効性を実感していただくための
サポート役として配合しています。
無水カフェイン
気分を爽快にします。
以上の8つの成分で構成されていますので
しっかりとした効果と安心の安全性が期待できるお薬です。