「秋」といば
食欲の秋を連想される方も多いでしょうが、
しかし、
逆に食欲が落ちている方も多いです。
いわゆる「夏バテ」ですね。
なんとなく、夏バテというと
夏の盛りの暑い時期に起こるようなイメージがありますが
実は、夏が過ぎた頃の初秋から増えてきます。
暑さは自然環境が人間に与えるストレスの中で
最強のものと言われています。
そんななか、頑張りすぎたり
寝不足が続いたり、
食事もまともに取れなかったりすると
てきめんこの時期に疲れが出てきます。
夏バテというのは
「もっと体を休めたい!!」
「もっと体をいたわって欲しい!!」という
体からの悲鳴なんです。
そして、
体を休めるためにも
わざと、身体は本能的に食欲を落とし
「消化」「吸収」でエネルギーを使うより
「体の修復、回復」にエネルギーバランスをを傾けているのが
夏バテの状態です。
こんな時に無理して
元気が出るために!!と思って
カロリー満点なものを食べると
ますます夏バテが長引くといった悪循環に陥いります。
まずは、胃腸をゆっくりと休める。
ということが大切です。
とはいえ、
食欲が落ちてしまうと、
そうめんやそば、うどんなど
あっさりとした食べ物ばかりで
しかも単品料理になりがちです。
栄養が偏らないように
その中にきのこ類や長芋、山芋など
今の季節の旬の素材で滋養強壮効果のあるものもとれるといいですね。
どうしても、
食欲がなかなか戻らない方は
唐辛子、みょうが、しょうがなどのスパイスや
梅干、レモンなど酸味のあるものを摂ると
食欲をわかせる効果があるので
料理のなかでうまく取り入れてみましょう。
特に現代では
冷房の使いすぎも夏バテの一要因となることもあるので
できるだけ、そろそろ
夜寝るときは
冷房のない生活に戻ってもいいのではないでしょうか。