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春の養生法

桜も花開き、舞い散り、入学、転勤、就職、新年度のスタートなど新しい生活が始まり、「春」らしい時期になってきました。3月5日は24節句のひとつ「啓蟄」です。啓は「開く」蟄は冬ごもりしている虫たちのことで、私たちも冬の間に貯めていたエネルギーを外に向けて活動を再開する季節です。

漢方の考え方では、春は「肝」の季節とされていて、これから5月ころまでは肝を養い、できるだけのびのびと、ゆったりとした気持ちで過ごすようにしたい季節でもあります。

春の養生法① 早起き

冬は朝ゆっくり起きても良いとされていましたが、春は早起きを心がけましょう。起きたらスグにカーテンと窓を開けて、部屋の空気を入れ替え、新鮮な空気を取り込みましょう。朝日が昇っていたら、光をたっぷり浴びましょう。

春の養生法② 深い呼吸

長時間のパソコン、スマートフォンの操作は呼吸が浅くなりがちです。また、ストレスがかかるときも呼吸は浅くなります。肝はとても酸素を必要とする臓器ですので、意識して深い呼吸をすることで、肝を養い自律神経のバランスも整いやすくなります。

・お腹をしぼませるようにゆっくりと口から吐く

・お腹を大きく膨らませるように鼻から息を吸う

「出入口」という言葉や、「産声を上げる」と「息を引き取る」という言葉があるように、基本的には出す方が先です。まずは出すことを意識して、大きく吸い込みましょう。

春の養生法③ 締め付けない

肝は締め付けられることも好みません。髪の毛をまとめるときはゆるめに、服装も少しゆったりとしたものを選ぶのが春コーデではおすすめです。休日も予定をぎっしりと詰め込まずゆったりとした気持ちで過ごすとストレスの解消につながります。

春の養生法④ 汗かく程度の運動

暖かくなり、汗もかきやすくなりました。汗をかく程度の運動もストレス解消につながりあます。体調や体力に合わせて、積極的に身体を動かすようにしましょう。

 

春は四季の中でも一番気持ちのいい季節というイメージがある反面、自律神経が乱れやすい季節でもあります。春になるといつも調子が悪くなるな~って方は意識してみてくださいね。

良い春となりますように♪

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