台風が過ぎ去り、急に秋の雰囲気が出てきました。が、まだまだ日中は暑く朝晩の気温差が激しく、風邪もひきやすい季節なのでお気を付けくださいね
また、秋は「肺」の季節とされています。肺は潤っている状態を好み、乾燥に弱く、乾燥してしまうと、肺の機能が低下して体のバリア機能が低下してしまうことになりますので、「肺を乾燥から守る」というのも大事な季節です
秋の養生法① 身体を整える
夏の疲れを取り除き、冬への備えをするのが秋です。そのためには活動量は抑え気味に、ペースダウンしましょう。夏の間に汗と共に「気」を消耗しています。消耗した気を補うことが秋の養生のメイン。食事を含めた生活習慣を見直し、しっかり「気」を補充しましょう。
秋の養生法② 肺を守る
秋はとにかく「肺」を乾燥から守りましょう。室内の湿度が40%以下になると、肌やのどは乾燥し始めます。加湿器を使って適度な湿度(40~60%)を保つようにしましょう。
大量の汗をかくことも肺を弱める原因になります。激しい運動は控えめに。適度に気持ちの良い程度に身体を動かしましょう。
秋の養生法③ 呼吸を意識する
新鮮な空気をたっぷり取り込むことは、肺をサポートすることにつながります。意識して呼吸をし、呼吸が浅くならないようにしましょう。ゆっくり呼吸しながらストレッチをするのもおススメです。
秋の養生法④ ネガティブな感情を強めない
肺は「悲しい」「不安」などのネガティブな感情が強まることで、さらに弱ります。そのような感情はできるだけ溜めない、強めないことが大切です。
気分が晴れないときはラベンダーやゆずの香りがおススメです。気持ちを落ち着け、リラックス効果をもたらします。
秋の養生法⑤ 食養生
日中、暑さを感じる間は、まだまだ冷たいものも欲しくなりますが、朝晩の寒暖差の激しさで体調を崩しやすくもなります。できるだけ身体を冷やしすぎないように心がけましょう。
食生活では、豆腐やきのこ、鶏肉、かぼちゃ、イモ類など、気を補うものを中心に取り入れるのがおススメです。秋は様々なものが旬を迎えます。旬のものは栄養もたっぷり含まれてますので、今しか味わえないものを美味しくいただきましょう。
夏の疲れを持ち越さないように、日々の小さな養生も積み重ねて体調を整えていきましょうね。
そのうえで、漢方薬やサプリメントも飲んでいただけると、効果も変わってきますからね♪