「油」と聞くと太る、身体に悪いと
マイナスなイメージがつきものですが
油にもいろいろと種類があるんです。
まずは、大きく分けて
「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」
飽和脂肪酸が身体にいたずらをしやすい油で、
ついつい取りすぎになりやすい油です
では、飽和脂肪酸を摂らずに、
不飽和脂肪酸だけを摂るようにしよう!
としたいところなんですが
実は両方とも含むものがほとんどで、
どちらか一方だけというのはめったにないんですね(;´∀`)
要は「割合」です
できるだけ
不飽和脂肪酸の割合が多いものがいいですよ
ということです。
では、まず身体に悪い飽和脂肪酸を多く含むものは…
次のうちどれでしょう
正解は、『全部』です。 動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれています。
動物性脂肪の中でも特に飽和脂肪酸の割合が多いのは乳脂肪です。
バターや生クリームなどの乳製品は脂肪酸の7割を飽和脂肪酸が占めています。
これらが油のイメージを悪くしているんですね…
では、逆に身体によい不飽和脂肪酸を多く含む
油なんですが…
これも3つに分かれます
まずは「オメガ3」
この油が最近テレビでもよく取り上げられる
「亜麻仁油」「えごま油」「チアシードオイル」
これらは熱に非常に弱いので
ドレッシングの材料にしてサラダにかけるのが
最適です。
しかも、非常に酸化しやすいので
小さい容量のものを買ってできるだけ早く
使いましょう。
中性脂肪を下げたり、アレルギー症状をやわらげたり、
脳神経の機能を維持したり、細胞膜を作ったり、
ホルモンの材料となったりします。
バイオリンクに含まれる脂肪酸も
この脂肪酸になります
しかも、不足しやすいので
意識的にとっていただけると
身体が喜ぶ油ですね♪
次にオメガ6
紅花油やコーン油、大豆油、なたね油、パンプキンオイル、ごま油などですね
この油は軽い加熱ならOK
炒め物の仕上げにさらっと使うのにいいですね
先ほどのオメガ3と同じく細胞膜やホルモンの材料になるのですが
注意してほしいのは
摂りすぎると、アレルギーを悪化させたりHDLを
下げたりと身体に悪い油に変身しますので
使いすぎには注意です!
…というと
うわっ!摂らないようにしよう!
と思いがちですが、程よい量だと
オメガ3とオメガ9と協力して
脂肪の役割を担い作用を効果的にしてくれるので
変に怖がりすぎず
【摂りすぎ】に注意してください( *´艸`)
最後にオメガ9
オリーブオイルですね
加熱しても酸化しにくいので
炒め物や揚げ物に向いている油です。
便秘の改善になったり
コレステロールのバランスを整えたり
胃酸の分泌をコントロールして胃酸過多や胃潰瘍を防いだりできる油です。
どうしてもお肉や乳製品は
多くなりがちな家庭も多いと思いますので
特に健康に良いと思って
毎日ヨーグルトを食べてる方は
この3種類の油を上手に利用して
バランスをとる工夫もしてみてくださいね(@^^)/~~~
さらにお菓子、マーガリン、クッキー、
インスタント食品など
「トランス脂肪酸」を含む食品が好きな方は
特に意識していただけると
様々な慢性病、生活習慣病の予防になりますので
意識してください
一応、国の見解としては
日本人はトランス脂肪酸よりも
飽和脂肪酸のほうが過剰にとりすぎているので
トランス脂肪酸を規制すると
さらに飽和脂肪酸を摂取する機会が増えて
健康被害が大きくなるので、トランス脂肪酸を
規制することはないらしいです。
・・・一理ありますが本当にそれでいいのかは
甚だ疑問にしか思いませんが、でもまぁ国がそう言うんだったら仕方ないですし、個人で判断していくしかないですね(;´∀`)
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