月 ~ 土 9:00~20:00 定休日:日・祝

良い油?悪い油?

「油」と聞くと太る、身体に悪いと

マイナスなイメージがつきものですが

 

油にもいろいろと種類があるんです。

20160127_1935

まずは、大きく分けて

「飽和脂肪酸」「不飽和脂肪酸」

 

飽和脂肪酸が身体にいたずらをしやすい油で、

ついつい取りすぎになりやすい油です

 

では、飽和脂肪酸を摂らずに、

不飽和脂肪酸だけを摂るようにしよう!

としたいところなんですが

実は両方とも含むものがほとんどで、

どちらか一方だけというのはめったにないんですね(;´∀`)

 

要は「割合」です

 

できるだけ

不飽和脂肪酸の割合が多いものがいいですよ

ということです。

 

では、まず身体に悪い飽和脂肪酸を多く含むものは…

次のうちどれでしょう

gd

 

正解は、『全部』です。 動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれています。

動物性脂肪の中でも特に飽和脂肪酸の割合が多いのは乳脂肪です。

バターや生クリームなどの乳製品は脂肪酸の7割を飽和脂肪酸が占めています。

 

これらが油のイメージを悪くしているんですね…

 

では、逆に身体によい不飽和脂肪酸を多く含む

油なんですが…

これも3つに分かれます

 

まずは「オメガ3」

この油が最近テレビでもよく取り上げられる

「亜麻仁油」「えごま油」「チアシードオイル」

fs

 

これらは熱に非常に弱いので

ドレッシングの材料にしてサラダにかけるのが

最適です。

 

しかも、非常に酸化しやすいので

小さい容量のものを買ってできるだけ早く

使いましょう。

 

中性脂肪を下げたり、アレルギー症状をやわらげたり、

脳神経の機能を維持したり、細胞膜を作ったり、

ホルモンの材料となったりします。

 

バイオリンクに含まれる脂肪酸も

この脂肪酸になります

 

しかも、不足しやすいので

意識的にとっていただけると

身体が喜ぶ油ですね♪

 

次にオメガ6

紅花油やコーン油、大豆油、なたね油、パンプキンオイル、ごま油などですね

ds

 

この油は軽い加熱ならOK

炒め物の仕上げにさらっと使うのにいいですね

 

先ほどのオメガ3と同じく細胞膜やホルモンの材料になるのですが

 

注意してほしいのは

摂りすぎると、アレルギーを悪化させたりHDLを

下げたりと身体に悪い油に変身しますので

使いすぎには注意です!

 

…というと

うわっ!摂らないようにしよう!

と思いがちですが、程よい量だと

オメガ3とオメガ9と協力して

脂肪の役割を担い作用を効果的にしてくれるので

変に怖がりすぎず

【摂りすぎ】に注意してください( *´艸`)

 

最後にオメガ9

オリーブオイルですね

 

img_pop03_04_01 (5)

加熱しても酸化しにくいので

炒め物や揚げ物に向いている油です。

 

便秘の改善になったり

コレステロールのバランスを整えたり

胃酸の分泌をコントロールして胃酸過多や胃潰瘍を防いだりできる油です。

 

 

どうしてもお肉や乳製品は

多くなりがちな家庭も多いと思いますので

 

特に健康に良いと思って

毎日ヨーグルトを食べてる方は

 

この3種類の油を上手に利用して

バランスをとる工夫もしてみてくださいね(@^^)/~~~

 

さらにお菓子、マーガリン、クッキー、

インスタント食品など

jhg

「トランス脂肪酸」を含む食品が好きな方は

特に意識していただけると

 

様々な慢性病、生活習慣病の予防になりますので

意識してください

 

一応、国の見解としては

日本人はトランス脂肪酸よりも

飽和脂肪酸のほうが過剰にとりすぎているので

トランス脂肪酸を規制すると

さらに飽和脂肪酸を摂取する機会が増えて

健康被害が大きくなるので、トランス脂肪酸を

規制することはないらしいです。

 

・・・一理ありますが本当にそれでいいのかは

甚だ疑問にしか思いませんが、でもまぁ国がそう言うんだったら仕方ないですし、個人で判断していくしかないですね(;´∀`)

 

 

 

095-845-7356