長崎市内でダイエット相談を中心に慢性病や痛みの漢方相談を通して、皆様の健康をサポートさせていただいておりますドラッグエンゼルの城尾寛樹です。
実は、日本人の3人に1人は痔の悩みを抱えていると言われ密かに悩んでおられる方も多い病気です。患部が患部なだけに相談しにくい病気でもあると思いますが、養生がとても大事な病気なので、お薬を飲んだり塗ったりするだけでなく、この記事を参考にして、改善の方向に向かっていただけると幸いです。痔は、生活習慣を見直すことで予防・改善できる病気です。今回は、痔の主な原因である「便秘や下痢」と「血行不良」を解消するための、具体的な養生法をたっぷりご紹介しますね。
快適な毎日を取り戻すために、今日からできることから一緒に始めてみましょう!
1. 🍽️ 食生活の基礎を見直そう!
腸内環境と便通は、痔の予防に直結する超重要ポイントです。
✅ 発酵食品で腸内環境をサポート
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善玉菌を増やす:味噌をはじめとする発酵食品には、腸内環境を整える善玉菌がたっぷり含まれています。善玉菌が増えれば、悪玉菌が減り、便秘の予防につながります。朝食には必ず味噌汁を!
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食物繊維もしっかり:野菜や海藻類に豊富な食物繊維は、善玉菌のエサになり、便のカサを増やしてスムーズな排出を助けてくれます。
✅ 水分補給はこまめに!
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硬い便の解消:水分が不足すると、便が硬くなり排便が困難になります。便秘解消のためには、こまめにちょこちょこ水を飲む習慣をつけましょう。
✅ 規則正しい食事時間
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排便リズムを整える:毎日決まった時間に食事をとることで、自律神経が整い、腸の動き(蠕動運動)が活発になります。特に朝食は、胃腸を刺激し、排便を促す大切なスイッチです!
2. 🚽 賢く・短く!排便習慣の改善ポイント
つらい痔の予防には、「いきみすぎないこと」が重要です。
✅ トイレタイムは「3分以内」!
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いきみはNG:排便で強くいきむと、肛門に大きな負担がかかり、痔の原因になります。トイレの時間は3分以内を目安にサッと済ませましょう。便意が来ない時は無理せず、また次にしましょう。
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お腹のマッサージ:便が出にくい時は、お腹を優しくマッサージしたり、軽く身体をひねったりして、排泄を助けてあげましょう。
✅ 便意を感じたら「我慢しない」
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排便反射を大切に:便意を我慢すると、直腸の感覚が鈍くなり、ますます便秘になりやすくなります。便意を感じたら、すぐにトイレに行く習慣をつけましょう。
3. 🏃♀️ 血行促進で痔の痛み・腫れをケア!
血行不良は、痔の痛みや腫れを悪化させる大きな原因です。
✅ 適度な運動で血の巡りを良くする
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運動不足は厳禁:ウォーキングなどの適度な運動は、腸の動きを活発にし、血行も良くします。特にデスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を続けることが多い方は要注意!1時間に1回は、簡単なストレッチや体操をして、身体を動かす習慣をつけましょう。
✅ ♨️ 入浴でじんわり温める
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シャワーだけでは不十分:湯船にゆっくり浸かって肛門部を温めると、血行が良くなります。これにより、痔の痛みや腫れが改善します。シャワーだけで済ませず、湯船に浸かる習慣をつけましょう。
4. 😴 質の良い睡眠で自律神経を整える
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リラックス:ストレスや睡眠不足は自律神経を乱し、腸の動きや血行に悪影響を与えます。
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安眠対策:質の良い睡眠をとるために、夕方以降はカフェインを控え、寝る前に音楽を聴いたり、読書をしたりするなど、リラックスできる時間を作りましょう。
まとめ
痔の予防・改善は、毎日の小さな習慣の積み重ねから。
「規則正しい食事」「適切な水分補給」「短い排便時間」「適度な運動と入浴」「質の良い睡眠」を心がけて、痔の悩みから解放された快適な毎日を送りましょう!
(この記事は、ホノミ漢方ニュース第657号 2024年12月1日発行分を参考に構成しました。)
このブログ記事で、さらに詳しく知りたいポイントや、具体的な運動方法などがあればお気軽にお尋ねください!