長崎市内でダイエット相談を中心に慢性病や痛みの漢方相談を通して、皆様の健康をサポートさせていただいております。ドラッグエンゼルの城尾寛樹です。
🌞暑い日、帰宅してすぐ冷たいシャワーや飲み物で体を冷やしていませんか?
実はその「急激な冷やし方」が、夏バテや痩せにくさの原因になっているかもしれません。
中医学の知恵をベースに、汗の後の正しい体の冷まし方と、代謝を上げる夏の過ごし方を解説します。
❌ なぜ「急に冷やす」のはNG?
中医学では、体の潤い=**津液(しんえき)**と呼ばれ、汗もその一部。
汗を大量にかくと、津液が失われ、体のバランスが崩れます。
そして、冷たいシャワーや冷房で体を急激に冷やすと、毛穴が閉じて熱がこもるのです。
その結果:
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体の中に「冷え」が生じる
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気(エネルギー)や血(栄養)の巡りが滞る
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代謝が下がる
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むくみ・便秘・体重増加につながる
つまり、「冷やしすぎ」はダイエットの敵!
✅ 【正しい冷まし方】汗をかいた後の4ステップ
🥵 ステップ1:汗は優しく拭く
濡れたタオルで優しく拭くと、気化熱で穏やかに体温が下がります。
乾いたタオルで押さえるだけでもOK。
🚿 ステップ2:ぬるめのシャワーを浴びる
冷水シャワーではなく、38℃前後のぬるま湯が理想。
内側にこもった熱をゆっくり逃がしてくれます。
※シャワー後はすぐにタオルで水分を拭き取るのがポイント。
🌬 ステップ3:冷房は間接的に
クーラーの風を直接浴びると体が冷えすぎます。
壁や天井に風を当てて、室内を全体的に涼しくしましょう。
💧 ステップ4:常温〜温かめの飲み物で水分補給
冷たい飲み物は胃腸を冷やし、代謝を下げます。
おすすめは:
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常温の水
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白湯
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温かいハーブティー
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麦茶、ルイボスティーなどノンカフェイン系
🍽 汗をかいた後の食事で「痩せ体質」をつくる
✅ 気を補う食材(エネルギーチャージ)
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鶏肉
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大豆・納豆・豆腐
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きのこ類
✅ 津液(潤い)を補う食材
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オクラ
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山芋
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白きくらげ
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なつめ(乾燥可)
✅ 冷やす食材(クールダウン系)
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トマト
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きゅうり
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スイカ
※夏野菜は食べ過ぎると、体を冷やしすぎることにもなるので、クーラーで冷えてるときは食べ過ぎ注意です。
※冷たい麺類・アイス・揚げ物・辛い物は胃腸の負担になるため控えめに。
🏃♀️ 正しい汗のかき方は、熱中症も防ぐ!
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汗をかくことは体温調節機能のトレーニング
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適度な運動、入浴、半身浴などで、良い汗をかく習慣を
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水分補給を忘れずに!
🎯 まとめ:夏の冷やし方次第で、体質は変わる
❌ NG | ✅ OK |
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冷水シャワー | ぬるま湯シャワー |
冷たい飲み物 | 常温〜温かい飲み物 |
クーラーの直風 | 間接冷房 |
アイス・冷やし中華の連発 | 気・津液を補う養生食 |
☘️ 今年の夏こそ、「冷やし方改革」で体質改善!
「汗をかいた後」の行動を変えるだけで、
・疲れにくい
・痩せやすい
・夏バテ知らずの体に近づけます。
中医学の知恵を味方につけて、あなたも夏の達人になりませんか?