「食べる」
ということは、どういうことか考えたことありますか?
おそらく、「栄養」を取り入れるため。
というのが最初に頭に浮かぶと思います。
もし、食事の意義がそれだけならば、必要な成分だけを抜き取って、サプリメントにすれば事足りているはず。
現代の技術を持ってすれば、簡単なことです。
しかし、そんなことは現実的ではありませんし、それだけで生きていけるとは思えませんよね(^_^;)
食べ物は全て、本来は『動物や植物』です。
もし、私たちが食べさえしなければ、まだまだ成長を続け、子孫をたくさん残していたはずの生き物です。
その「生命」を途中で摘んで食べているんですね。
つまり、私たちが「食べる」という行為の時に行っているのは
「栄養」を取り入れるだけではなく、それと当時に
「生命力」を取り入れているんです。
ということは、「食べる」という行為は、ほかの生命体から「生命力」をもらっているということなんですね。
こうして聞くと、「な~んだ、当たり前のことじゃないか」と思いますよね♪
でも、実際はテレビや雑誌などで偉い感じの先生がお話になる時には、成分がどうのこうのとかいう話ばかりで
このような話は一切出てきませんし、どうかしたら、生命力をいただくなんて「非科学的」の一言で一掃されてしまいます。
もしかしたら、これを読んでくださっている方の中にも
「当たり前じゃないでしょ!そんな被科学的な話。なにか証明するデータがあるのなら見せて!」と思われた方もいるかもしれませんね。
それでも、私は科学が全てではないと思っています。
(幽霊やUFOは信じていませんが…(笑)
ということで…
どうせなら、質の高い「生命力」をいただいた方がいいですよね。
とすると、「質の高い食材」「新鮮さ」「太陽光をたくさん浴びたもの」
そして、「一番収穫に適した時期にとれた旬のもの」
こうしたものが持つ生命力には成分分析では計り知れない、大自然の力が含まれています。
「旬」の食べ物って、ことのほか美味しく感じませんか?
それは思い込みや偶然などではなく、内にもつ生命力の強さを食べている人が感じているからこそなんです。
「味覚」と「嗅覚」は、本来、食材の質を見分けて、その時点での「いるもの」「いらないもの」にふるいをかけて、体に必要なものだけを取り込むために備わっている感覚です。
ですから、「味覚」「嗅覚」の本来の役割を正しく持っている人であれば、「あれが体にいい」とか「あれが体に悪い」とか頭で考えなくても、自然と「身体にいいものを食べたい」と思うようになり、
そしてそれを「美味しい~」と感じれられるはずなんです!
一つ一つの食材に感謝して!…とまではいいませんので、
「いい香りだな~」「なんて美味しいんだろう」「この歯ごたえがたまんな~い」など
何でもいいいですので、食べ物に対して感動することで、食材のもつ生命力を食べたものへの生命力へ昇華する食べ方ができるのではないでしょうか。
いろいろ考えることも、もちろん大事ですが…
「本能」も大事にしましょうね(//∇//)