春は不眠の季節
「春眠暁を覚えず」といいますが
実は春という季節は意外と眠れなくて悩む方も多い季節なんです。
中医学の考え方では
春というのは、五行説の中で肝に当てはまります。
肝と春
冬の寒さに耐えた植物が
春の温かさと共に新芽を出します。
この時、植物は先へ先へと伸ばそうという力が働いています。
五行説に書いてある肝も同じで
先へ先へ伸ばしたり(成長)栄養物を先へ先へ届けたりする働きがあります。
なので、春は肝が活発に働くとされています。
春に不眠になりやすいタイプ
通常の方は良いのですが
日頃から睡眠不足や肉体的、精神的負担が続いてる方や
アルコールを毎晩飲む習慣のある方は
肝のバランスが崩れやすいです。
そのような方は
春になって肝が活発に働くと
一気にオーバーヒート(熱)になってしまいます。
この熱が「心」へと飛び火してしまい
もともとの「心の熱」を助長してしまいます。
普段は「腎の水」が「心の火」を抑えているのですが
「肝の熱」が「心の熱」を助長させることで
抑えられなくなり
「不安」「不眠」「動悸」などの症状が出やすくなります。
そんな時はまず「心」と「腎」の関係を改善する天王補心丸が有効です。
天王補心丸は「腎の水」を増やし「心の熱」を抑えることで
これらの症状を改善させます。
720丸 (30.日分) 6800円(税抜き)
ワンポイントアドバイス
このような症状をお持ちの方、もしくは花粉症、湿疹が出るような方は
タケノコやフキノトウ、ワラビ、ゼンマイなどのアクのある春先の食べ物や
刺激物、香辛料などは控えたほうがいいですよ(@^^)/~~~