脂肪と聞くと思いだされるのが「皮下脂肪」
しかし、他にも中性脂肪やコレステロールなど
いろいろな脂肪の名前を聞くことがありますが
それぞれどう違うのでしょうか?
「脂肪の種類は主に3種類」
中性脂肪
皮下脂肪
皮膚の下について細胞の「数」を増やして体脂肪を蓄えていきます。
溜まりにくいタイプの脂肪ですが、一度ついてしまうと分解されにくいので
なかなか減りません。
内臓脂肪
肝臓や心臓など内臓の周りにつきます。
主に脂肪細胞の「中身」を膨らませて体脂肪を蓄えます。
溜まりやすく分解されやすい脂肪です。
血中脂肪
血液の中に溶けている脂肪です。
動脈硬化などを引き起こし、糖尿病、高血圧症、高脂血症などの
生活習慣病となりやすい脂肪です。
コレステロール
HDL(善玉)コレステロール
身体の隅々の血管壁にたまった悪玉コレステロールを抜き取って肝臓に運び
動脈硬化などを予防します。
LDL(悪玉)コレステロール
肝臓のコレステロールを身体の隅々に運びます。
血管壁にこびりつきやすく動脈硬化の原因となります
リン価
細胞膜を作る成分。
本来は水に溶けない脂肪細胞を、水になじませる性質を持ちます。
リン価に包まれると、中性脂肪などが分離せずに血液中に溶けだすことができます。
目には見えません。
これらすべてを合わせて、「体脂肪」と呼んでいます。