こんにちは。
長崎市内でダイエット相談を中心に慢性病や痛みの漢方相談を通して、皆様の健康をサポートさせていただいておりますドラッグエンゼルの城尾寛樹です。
だんだんと朝晩の冷え込みが強くなってきました。
「あれ、最近なんだか食欲が増えてる…?」
そんな方、多いのではないでしょうか。
実はこの季節、身体の仕組みが大きく変わる時期でもあります。
寒さに備えて、身体は エネルギーをため込もうとする 方向に働きやすい。
つまり、何もしなければ自然に太りやすくなるということ。
しかし、逆に言えばここを 少し整えるだけで一気に痩せやすくなる季節 でもあるんです。
今日は、11月にぜひ意識してほしい
“シンプルで、続けられて、ちゃんと効果が出る” ダイエットのポイントを5つお話しします。
1.まず「身体を温められる人」になる
寒さで筋肉やお腹まわりが冷えると、代謝が落ちます。
代謝が落ちるということは、脂肪を燃やす力が下がるということ。
そのため、ダイエットのスタートは運動でも食事制限でもなく、
「冷やさないこと」が最優先です。
今日からできること:
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朝起きたら、白湯をコップ1杯
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お腹(特にへその下)と腰を冷やさない
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靴下は薄くてもいいが**「足首」は絶対に守る**
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漢方薬もここが得意なんですね!体質に合わせて選びます
身体が温まると、自然に動きたくなって、自然に食欲も落ち着きます。これは本当に、昔から変わらない身体の知恵です。
2.たんぱく質は「温かい汁物」に入れる
冷たいサラダ中心の食事は、冬の身体には合いません。
内臓が冷える $\rightarrow$ 消化力が落ちる $\rightarrow$ むくむ $\rightarrow$ 太りやすい
この流れになります。
おすすめは 具だくさん汁物。
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豚汁
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鶏団子スープ
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味噌汁+豆腐+きのこ+ネギ
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生姜入りたまごスープ
「手間がかかる」と思うかもしれませんが、鍋に材料を入れて煮るだけで完成します。そして何より、心が落ち着きます。これが大事です。
3.食欲の乱れには「よく噛んで、よく味わう」を意識
冬の食欲増加は、冷えによるホルモンバランスの乱れも原因の一つです。
ここで力強くおすすめしたいのが、「汁物」の前に一口、よく噛んで、よく味わって食べること。
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温かい具だくさん汁物は、自然と満腹中枢を刺激しやすいため、食後の満足感が上がります。
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よく噛むことは、脳が「食事を始めた」と認識し、食欲をコントロールするホルモンを整えるシンプルな方法です。
量を急に減らすのではなく、**「食べ方を整える」**ことで、食欲と上手に付き合いましょう。
4.運動は「短く・毎日」
寒い時期は、長時間の運動は続きません。
やるなら 10分だけでOK。代謝が落ちやすい下半身を動かすことを意識しましょう。
おすすめルーティン(毎日OK):
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スクワット 15回 × 2
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その場で腕を大きく振って早歩き 3分
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深呼吸で締め
やりすぎないこと。続けられること。大人の身体は“追い込みすぎると逆効果”です。
5.睡眠を軽視すると痩せない
寒さで体がこわばると、無意識に交感神経が優位になり、眠りが浅くなります。
眠りが浅いと食欲ホルモンが乱れ、さらに太りやすくなります。
寝る前のひと手間が効きます。
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湯船につかる日を増やす
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肩と首をゆっくり回す(こわばりを取る)
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寝室は「少し暖かめ」でいい
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スマホは寝る30分前に手放す
漢方薬でサポートすると深く眠れるようになります。「眠れる人は痩せる」こと間違いなしです!
🍂 まとめ:11月は「整える月」
無理に筋トレを頑張る月ではありません。
食欲と戦う月でもありません。
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身体を温める
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量を少し減らす
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汁物で整える
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10分だけ動く
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よく眠る
これだけで、身体は自然に変わりはじめます。
大切なのは、“淡々と、丁寧に、毎日同じことをする” こと。焦る必要はありません。
冬に向けて整った身体は、春に一番綺麗に仕上がります。
自分の身体の声に耳をすませながら、ゆっくりいきましょう。