喉が渇いて何杯もお茶を飲んで
お腹がチャプチャプになっても
口の渇きが止まらない。
飲めば頻尿でトイレばかり行くけれど
口の渇きが気になってまた飲んでしまう。
どうしても加齢とともに
必要な所に必要なだけの水分が保てなくるな傾向があります。
潤い不足の乾燥肌もその一つです。
食材
黒豆
味…甘(脾を養う・滋養強壮など)
性質…平(寒熱どちらでもない)
おせち料理で見かける黒豆も生薬として使用されています。
薬膳的には潤い・脳・骨・歯・老化・子宝・保温・免疫・不安・排尿・食欲・血流など
身体の活動・維持管理に総合的にかかわる
「腎」の働きを助ける食材と考えられています。
生薬
亀板
味…甘(脾を養う。滋養強壮など)
鹹(腎を養う。固いものを柔らかくするなど)
性質…寒(身体を冷ます)
生薬の中には食材として使われているものもあります。
生姜やクコの実、亀板もその仲間です。
「口は乾いて、足はむくむ」など
潤いの不足は代謝の悪さとセットです。
亀板は水分バランスを整えるお手伝いをしてくれます。
ツボ
廉泉(れんせん)
探し方…あごの下
水を飲んでも消えない口の渇きは
唾液の分泌不足が原因の事もあります。
そのような場合は「廉泉」を押して
刺激してみてください。
口を開けしましながら押すと
飲みこみに必要な筋肉の強化にもつながります。