糖質オフのビールって、どうなんですか?
よくある質問です。
【ビールの糖質とほかの食品の糖質の違い】
お菓子やジュース、食品の
カロリーゼロは人工甘味料の効果です。
材料として使う「砂糖」を
「人工甘味料」に変えればそれでOKであり、
表示も「糖類ゼロ」となるわけです。
「糖類」と「糖質」微妙な違いですが。。。
中身は大きな違いです。
ビールの場合は
ほかの食品と違って、原料に糖が使われるのではなく、
製造工程の途中で糖が生産されるわけですから
人工甘味料に置き換えるという単純なことではないんですね。
ここには開発者の涙ぐましい努力があります。
ビール会社はスゴイですよ~
ビールから糖類を削るためには
「糖化」という工程の中で、
「酵母」が「糖」を食べる状態にするんです!
そう!製造工程の中で
いかに、酵母が糖を食べてくれる状態に調整するかが大事になるんですね♪
ということで、
「ビールのカロリーオフ」は他のカロリーオフとは
大きく異なるものです!
この状態を作り出すのは至難の業だったのです!
開発者の涙ぐましい努力のおかげなんですね♪
それでは、
普通のビールと糖質オフのビールでは
どのくらいの違いが出るのでしょか?
350mLで計算すると
普通のビールは 140Kcal
糖質オフは 66~84Kcal
平均すると約70Kcalくらいの差はでます。
この70Kcalの差は
ダイエットする人にとってはとても大きな差となるので、できれば
糖質オフのビールの方がいいでしょうね
しかし、
糖質オフビールの欠点は
「味が薄く、ものたりない。。。」
なんといっても
糖質はビールのコクや飲みごたえには
とても大事な成分だからです。
そうなると
この70Kcalの差のために。。。
味を我慢してまで飲まなければいけないのか!?
という思考になりかねないですね。。。
私もそのたぐいになります(^_^;)
そんな方は、おそらく美味しいビールを一本
しっかりと味わっていただけたほうがいいのではないでしょうか?
また、
1日に3本以上飲むから
210Kcal以上も違いがでるんだから
糖質オフの方がいい!
という方もおられるかもしれません。
それも一理あるのですが。。。
それでも、いくら糖質オフとはいえ、3本以上飲めば
200Kcal以上をビールだけで摂取することになりますし、
それにちょっとでも
おつまみが入ればかなりのカロリーオーバーになります。
(ちなみにパパイヤ1回分は120Kcalです)
糖質オフでもアルコールは
しっかり入ってくるので
アルコールの特徴である
「食欲増進作用」はしっかり働きますし
食べたものもしっかりと
脂肪として蓄えられやすくなります。
それに加え、アルコールの過剰摂取による健康上の弊害も怖いですしね。。。
ですので、注意して欲しいのは
「糖質オフ」なら
いくら飲んでも大丈夫だろう!!
という大きな勘違いをしてしまうこと!
お酒は
上手に付き合いながら
ダイエットしましょうね(゚∀゚)