『水を2L飲みましょう!』
と言われて
頑張って飲んではいるけど、結構大変なんです…
と言われる方多いです(^_^;)
水って
本当にそんなに必要なんでしょうか?
まず、水の出入りのお話
栄養学の本から抜粋させていただきますが、
体内の水分量は一定に保たれるようにできています。
つまり、摂取した水分量と同じ水分量が排泄されるわけです
その逆も然りで
排泄された分は摂取しなければいけないわけですね
そのために
「のどが渇く」という
生理現象が起こるわけです。
で、一般的に1日当たりの水の出入りの量は2L程度
と言われているので、単純に2Lの水を飲みましょうね
と言われるわけなんですが…
ここまでだと
なるほど!じゃあやっぱり2Lの水分補給は必要ね!
と思ってしまいがちですが…
「違います!!」
上の図を見てほしいのですが
『摂取量』には
「飲み水」のほかにも「食べ物」に含まれる水分と
栄養素が体内で代謝されるとき生じる水分(代謝水)
などもあるわけなんです。
ですので、飲み物だけで2L
というのは残念ながら
「NO」ですね(^_^;)
明らかに、飲みすぎになります。
ついでなので
もうちょっと深く考えてみましょうか♪
「事務仕事の人」「現場仕事の人」「スポーツ選手」
同じ水分量でいいでしょうか?
「子供」「20代の男性」「60代の女性」「90代の男性」
皆さん!2Lの水を飲みましょうね~
って…
おかしくないですか?(~_~;)
年齢や行動量、職業柄などで
排泄量は変わってくるのは当然のこと!
ですので
国民皆2Lというのはおかしな話なんです
一つの目安としては大事ですけどね(^_-)-☆
ですので
のどが乾いたら飲む!
つまり「本能」をしっかりさせるということが大事です!
それを狂わせやすいのが「コーヒー」や「お茶」など
咽が渇いたから飲むのではなく
習慣的・嗜好的に飲んでる水分。
こういう飲み方をすると
「本能」が狂ってしまう可能性がありますし
カフェインの利尿効果により
排泄量が増えてしまうということもあるので
注意が必要です
また
よくお年寄りはのどが渇く感覚が鈍くなり
水分補給は気をつけましょうと言われます。
確かに一理ありますが
ほとんどのお年寄りは
朝昼晩、一日3回
お薬を大量に服用しています
その時に水分補給は十分している方も多いです
ですので
お薬をたくさん飲まれている方は
水分量を摂ろうと意識しすぎず
どちらかというと
飲みすぎないように気を付けるのも大事ですよ
(^^♪