漢方薬を合わせる難しさ

むくみの相談でお越しになられたKさん

病院で当帰芍薬散を処方されてこられましたが

イマイチとのこと

 

でも、服用されてからまだ1週間も経っていなかったので

体組成計で測定をして、もう1週間してからお越しになられました

 

そこでお話を伺うと

少しは抜けた感じがするけど…とのこと

 

測定してみると

確かに少しは抜けているような感じはありますが

できればもっと抜けてほしい

 

なぜかというと

足に痛みが出る程むくみが強かったので

もう少しスピード感が欲しいところだったんです。

 

気虚の状態も見られた方だったので

そこで補気をしながら利水する

六君子湯を飲んでもらいました。

 

ところが翌週、測定してみると

全く変化なし…はずれ( ;´Д`)

 

次に、とにかく表治を目的として

とりあえず水を抜こうと「五苓散」に

すると、微妙に変化あり

でも当帰芍薬散とさして変わらない変化

 

う~む…陰虚も呈しているのか…

ということで「猪苓湯」へ

 

すると!

 

ガバッと抜けました~( *´艸`)

もちろん痛みもスッキリ♪

 

ようやく、あたりを見つけれた(^^♪

 

一発で当てろよ…(-.-)

ってなところですが、

漢方薬は本当に難しいです

 

一生懸命勉強させていただいているつもりですが

まだまだ「つもり違い」ですね

 

漢方の勉強は本当に根気よく

一歩一歩精進あるのみ

 

改めて、頑張らねばと感じさせてくれたKさんでした(*^-^*)

095-845-7356