漢方の考え方
中医学から見た「脾」
「脾」の主な働きは胃・小腸をとおし、飲食物を吸収させ、水穀の精微を作りだすことです。 また、血を脈外に漏らさないようにする働きもあります。 さらに、味覚をはじめとする口の生理機能を維持します。 脾は運化を主 …
中医学から見た「肺」
肺の主な働きは、呼吸、宗気の生成、全身の気の調節などです。 また、鼻・皮膚の生理機能を維持します。 肺は呼吸を主る 肺は呼吸を行う 肺は大気中から身体に必要な気(清気)を吸い込み、不要となった気(濁気)を吐き出します。 …
中医学から見た「腎」
「腎」は排尿に関わるだけでなく、生殖、成長、発育を促す働きがあります。 また、水液の代謝や呼吸にも「腎」が関与していると考えます。 腎は精を蔵し、発育、生殖を主る 腎は成長、発育、性欲、生殖と深く関わる 精とは生命の根源 …
中医学から見た「心」
「心」の主な働きは血の循環であり、さらに高次元の精神の活動まで司っています。 心は血脈を主る 心は血を全身に循環させる 心は胸中をめぐる宗気と共に血を全身の隅々に行きわたらせます。 この働きにより、すべとの …
イライラや怒りと「肝」の関係
昔から、イライラすると「肝臓」が悪いんじゃない? と言っていませんでしたか? それも中医学の考え方が日本に定着したものなんですね。 さらにそれが進行するとどうなるのかを紐解いてみます。 イライラや怒りで「肝」に「火」が起 …
ストレスと「肝」の働きの関係
「肝」とストレスは大きく関係しています。 ストレスが積み重なると「肝」の働きに異常が生じて様々な影響が出てしまいます。 ☆精神的な緊張が肝の働きを妨害 気の流れを調節しているのが、中医学でいう「肝」です。 …
中医学から見た「肝」
肝の主な働きは全身の気の運行、精神・情緒の安定、血の貯蔵 さらに筋・目の生理機能を維持することです。 肝は疏泄を主る (かんはそせつをつかさどる) 肝は全身の気を運行させ、さらに精神状態を安定させます。 ① …
五臓
「五臓六腑に染み渡る」 という言葉を聞いたこともあるのではないでしょうか。 その五臓とは・・・ 「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の五つの臓器の事を指します。 ただ… 漢方の概念から考えられた五臓 …