洗肝明目湯

構成生薬 当帰・川芎・芍薬・地黄・黄連・黄ゴン・山梔子・連翹・薄荷・石膏・桔梗・決明子・防風・荊芥・姜活・曼荊子・菊花・蒺リシ・甘草 温清飲(去黄柏)がベースとなる処方です。 温清飲=当帰・芍…
ホノビエン錠の長期連用について

花粉症でお悩みの方の中には 複数の花粉に反応し、症状が数か月にわたるため 鼻炎薬を長期連用しても良いものかと心配される方も多いです。 実際、添付文書にも「長期使用しないこと」と記載されていますので 心配になられる方も多い…
目の使い過ぎによるドライアイ・眼精疲労・充血に

杞菊妙見丸 仕事でパソコン!家でもスマホ! 1日中、目を酷使していませんか? 杞菊妙見丸は目を使いすぎて目に栄養が届きにくく 目が疲れやすい状態に使用する漢方薬です。 どんな人に合うの? 疲れると手や足の裏…
虚弱体質の方の寒冷アレルギー鼻炎薬「麻黄附子細辛湯」

構成生薬 「麻黄附子細辛湯」は名前の通り 「麻黄」と「附子」と「細辛」の3つの生薬からなる漢方薬です。 麻黄・細辛 「麻黄」と「細辛」は身体を温めて寒邪を散らす「辛温解表」の働きがあり、 「附子」は陽気を補…
蓄膿症や副鼻腔炎のなど鼻の病気の改善薬「ホノミビスキン」

構成生薬 桔梗・枳実・芍薬 鼻腔・副鼻腔に溜まった膿汁を排泄するように働きます。 荊芥・白芷・辛夷 鼻に生じる不快な症状を改善します。 連翹・十薬・蒼耳 蓄膿症や鼻炎の改善を早めるように働きます。 川芎 蓄膿症や鼻炎の回…
花粉症におすすめの漢方薬

風邪(ふうじゃ)と解毒証 漢方では、風邪のウイルスも含め、花粉やハウスダストなどのアレルゲンも風邪(ふうじゃ)として考えます。 風邪(ふうじゃ)は他の外邪を引き込む性質があり、 風寒邪(ふうかんじゃ)と風熱邪(ふうねつじ…
春に多い不安を伴う不眠「天王補心丸」

春は不眠の季節 「春眠暁を覚えず」といいますが 実は春という季節は意外と眠れなくて悩む方も多い季節なんです。 中医学の考え方では 春というのは、五行説の中で肝に当てはまります。 肝と春 冬の寒さに耐えた植物…
春は目につらい症状が出やすい!

春の季節は「肝」と深く関わっており、 その「肝」が弱りやすくなる季節が「春」です。 古来から「肝は目を養う」と言われるほど 「肝」と「目」は非常に深い関わりがありますので 肝がが弱ってしまう事で、目にも不調…
イライラや怒りと「肝」の関係

昔から、イライラすると「肝臓」が悪いんじゃない? と言っていませんでしたか? それも中医学の考え方が日本に定着したものなんですね。 さらにそれが進行するとどうなるのかを紐解いてみます。 イライラや怒りで「肝」に「火」が起…
ストレスと「肝」の働きの関係

「肝」とストレスは大きく関係しています。 ストレスが積み重なると「肝」の働きに異常が生じて様々な影響が出てしまいます。 ☆精神的な緊張が肝の働きを妨害 気の流れを調節しているのが、中医学でいう「肝」です。 …